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*印: 火入れは、雨天会場では行いません。

第28回夜桜能 

2020年4月1日(水)

火入れ*

舞囃子 「高砂」(たかさご) 田崎 甫

狂言  「呼声」(よびこえ) 野村 萬斎・野村裕基

能   「三輪」(みわ)     田崎 隆三

※「三輪」の解説動画を2月中旬に公開予定です。​

前シテ 里女

後シテ 三輪の神

ワキ  僧玄賓(げんぴん)

大和の国三輪山の麓に庵室を構えている玄賓僧都(げんぴんそうず)のもとに、毎日樒(しきみ)と閼伽(あか)の水を持ってくる女がいます。玄賓は素性を尋ねると、秋の夜寒をしのぐ衣を賜りたいと願い、玄賓が快く与えると、杉が立っている門を目印に来て下さいと言い残して姿を消します。
玄賓が女の言葉を頼りに三輪明神の近くまで来ると、二本の杉に先ほど与えた衣が掛っており、その裾に一首の歌が書いてあります。
すると杉の木陰から御声がして三輪明神が現われます。そして和歌の徳を讃え、神楽を奏しますが夜明けと共に消え失せます。

 

2020年4月2日(木)
火入れ*
舞囃子 「岩舟 棹ノ型」(いわふね さおのかた)  大坪喜美雄 
狂言  「清水」(しみず)                                 野村 万作・石田 幸雄
​能   「船弁慶」(ふねべんけい)                     宝生 和英
                        間 野村 萬斎
※ 能演目の解説動画を2月中旬に公開予定です。​

前シテ  静御前

後シテ  平知盛

子方   源義経

ワキ   武蔵坊弁慶

ワキヅレ 従者

兄源頼朝と不和になり追討軍を差し向けられた義経は、弁慶と従者と共に都落ちを決意し、摂津の国大物の浦(だいもつがうら)に着きます。弁慶は一行の中に静御前が加わっているので、都に帰すよう進言します。静は泣く泣く諦め、別れの舞を舞い、一行を見送ります。義経達を乗せた船が沖合はるか進んだ頃、武庫山から黒雲が出たかと思うと波は荒たち、その中から平家の一類が浮かび上がります。中にも平知盛の幽霊は船に近づき義経を海に沈めようとしますが、義経は少しも騒がず応戦し、弁慶も数珠を押し揉んで調伏すると、知盛の霊も少し恐れて遠ざかる所を、船子が力を合わせて漕ぎ急ぎ、危うく虎口を脱するのでした。

2020年4月3日(金)
火入れ*
舞囃子 「鞍馬天狗」(くらまてんぐ)   梅若 紀彰
狂言  「蚊相撲」(かずもう)      野村 萬・野村 万蔵・野村万之丞
能   「大般若」(だいはんにゃ)    前シテ 梅若  実
​                     後シテ 観世 喜正

前シテ  怪男

後シテ  深沙大王

ツレ     飛天・龍王

ワキ     三蔵法師

アイ     大王の眷属

「西遊記」を題材にした、躍動感にあふれた一曲。
大般若経を求めて、天竺を目指している三蔵法師は、流沙(りうさ)河で一人の男に出会います。男は三蔵法師に旅の理由を問います。男は前世で、この地に住む深沙大王により7回落命したことを語り、8回目の今回は経を与えようと語り姿を消します。
この男こそ深沙大王で、その後飛天・龍王を従えて深沙大王が現れ、大般若経を三蔵法師に与え、行く末を見守るのでした。